Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

74.離婚調停

春に申し立てをしていた

第一回の調停の日が近づいてきた

 

同時期に

 

仕事の方でも大きな転機があった

 

新型のウィルスの影響で

 

会社のIPOの見通しが立たなくなり

 

株式上場計画を

見合わせる…と言うのだ

 

延期では無く

中止である…!

 

入社してから

全力で整えてきた体制を

 

また元の旧態前とした

体制に戻すとの事だった

 

とてもショックだった

 

私が魅力を感じた

全力で前へ進むような

エネルギッシュな躍動感は

 

もう…片鱗も

残っていなかった…

 

元々、無借金経営の

オーナー企業というところもあり

 

 

IPOが頓挫した途端

 

社長の横暴とも言うような

 

ワンマン体質がさらに

強くなってきたように感じたのだ

 

この会社は

人件費をコストとしか

見ていない

 

心ある役員が

 

不当な言いがかりなのか

何かで無理やり退任させられる

のを皮切りに

 

…社員の肩たたきが

密かに行われていた

 

IPOの為に

掻き集められた部署も

次々と閉鎖された

 

…事実上の肩たたきに遭い

辞めさせられたのだ

 

酷い!!!

 

私自身も

 

期末評価において

期初の目標をほとんど全て

到達したにも関わらず

 

要らぬ言いがかりを

付けられるような事が

あった

 

許せない!!!

 

どうもこの会社は

 

体質的に

女性が大切にされていない…と

 

予てから感じてはいたのだ

 

でも、そんな部分も

 

徐々に整えて行けば良いのだと

自分の課題と捉えていた

矢先のこの事態だ

 

この会社は

変わることはもう無いだろう!

 

私の中の何かがまた

 

奮起した…!

 

私を大切に扱わない

この組織から

私は離れる…!!

 

そんな決断を即座にする

 

そして

 

なら自分に有利な交渉をした上で

 

自分のペースで

自分のタイミングで

 

辞めようと…

決意した

 

交渉は成功し

 

私は7月末で

今のままの雇用条件を

維持した上での円満退職

が決まった‼️

 

そんな流れの中、

第1回の離婚調停の日を迎えた

 

男性の調停員

女性の調停員

 

感じが良さそうな人達だった

 

離婚調停の趣旨を説明される

 

ようは

 

離婚裁判と離婚調停は違うのだ

 

双方の意思が違う場合は

裁判になると言う事だ…

 

裁判まではさすがに

したくは無いと思う…。

 

私の状況を説明し…

務めて冷静に夫との事を

時系列に話す

 

経済的な搾取の事

精神的な抑圧の事

 

それらを統括すると

モラハラと言うのでは

ないかと言う事

 

淡々と説明する

 

また会社を退職予定な事も

説明し…私が支払ってきた

経済的損失と精神的な慰謝料を

請求する事

 

それらで職探しをし

新しい生活を立て直す算段で

ある事を説明する…。

 

1回目の離婚調停は

好感触で終わった…。

 

心配していた彼に

連絡する…。

 

ほっとしたと彼からの言葉に

私もウキウキとした

気分になる。

 

夕方に彼が予約した

お部屋で逢うことになった…。

 

どんな時でも

私に寄り添ってくれる…頼もしい人。

 

その時は

そんな風に思っていた…。

 

嵐は目前まで迫っていたのを

 

この時の私はまだ

気づいていなかったのだ

 

ツインレイ#スピリチュアル

#大人の純愛#霊性開花

#女性性#自分軸

 

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