Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

113.最北の地への旅

※久しぶりのエピソード更新になります💦

 

時系列では昨年の話になります…。離婚調停取下後、再就職した会社(既に2月に退職済w)に

入社した頃の部分からですね(´>∀<`)ゝ

 

彼とは再会してから半年後の時期になります🍀*゜

♾♾♾♾♾♾♾♾♾♾♾♾♾♾

 

入社して…慌ただしい日々を過ごす中で

いよいよ月末がやってきた

 

父の納骨の為の旅🛫である

 

その為の段取りは全て完了しているから…

 

後は荷造りをして👜予約してある飛行機に乗りこむだけだったのが

 

どうも気乗りしない…

 

実家の母親達家族と、

気持ちの一致を感じる事が出来ない私は

 

一緒に居ても更なる孤独を感じてしまうから…

 

行きたくない…つい、そう思ってしまうのだ

 

そんな気乗りしない私の気持ちを

汲み取ったのかどうかは分からないが…

 

早朝のフライト✈️に合わせて

夫が羽田まで車で送ってくれると言う

 

離婚調停を取り下げてから

夫の対応は明らかに変わって来た

 

以前だったら

このような申し出は絶対無かったし

 

夫なりに、この『婚姻という仕組み』を

継続しようと努力しているのかも知れない…

 

そんな時間を過ごす中で私の方も…

 

『夫は夫で彼なりに

             私を愛していたのかもしれない…。』

 

とも、思うようにもなった

 

夫は極めて、不器用な人なのだ…

 

愛を表現する術がわからないのだ…

 

だから、離れて行く私を

喪いたく無かったが故に…

 

支配するしか手立てがなかったのかもしれない

 

夫に限らず、支配⛓の裏側にはきっと、

その人にしか分からない

深い痛みと哀しみがあって…

 

そして、その痛みと哀しみの核には

 

その人自身も深くしまい込んで

忘れているかもしれない程の

深い愛があるのかもしれない…

 

もとい

 

早朝便🛩 で到着した最北の地はまるで

 

気乗りしない私の心の中をそのまま写し取ったような生憎の空模様であった☔️

 

別便で到着した母親と妹たちと合流し、お寺のある住所地のホテルへと移動する

 

父親が旅立ってから4人だけで過ごす事は久しぶりだった

 

何よりも…母親がウキウキと

とても嬉しそうにしている事に気付いた

 

泣き言をほとんど言わない

母ではあるけれども

 

父を見送って、どんなにか

心細かったのかもしれない…

 

私とは何かとソリが合わない母ではあるが

 

娘達と一緒に居る事がこれ程までに

母親を笑顔にするなんて…

 

何処か意外のように感じたし

 

ここ1年ほど、離婚騒動や彼の事などで

 

自分の事だけに精一杯で、母親に

寄り添えなかった自分がとても

冷たい人間のようにも思えた

 

それでも…一緒に居るだけで母は喜んでいる

 

私にとって難しいと思っていた母は、

意外とシンプルなのかもしれない

 

…そんな発見のようにも思ったし

 

母も夫と同じで、不器用な人なのかもしれない

 

愛情を表現する術を持たないだけなのだ

 

術を持たないのと…愛していない

と、いうのは全く異なるのだろう

 

ひょっとしたら

私が気が付かなかっただけで

 

精一杯、母親なりの愛を

私に示してくれていたのだとしたら…?

 

自分は母親に愛されていない

母親は妹たちの方が、可愛いのだろう

 

これらを決めているのは私自身なのでは

無いのだろうか

 

何時だって、自分は愛されて居て…

それに気付かなかったのは

私の方なのだとしたら……!?

 

母親の笑顔は私にそんな思いを呼び起こすのだ

 

そして、父親の故郷の最北の地で…

 

今は亡き祖父母が眠るこの土地で…

 

父親が産まれて、母親と出逢って

 

そして私達、娘が産まれた事も

とても大きな意味があって…

 

面々と受け継がれる愛の系譜の中に私は居て

 

全ては愛から始まったのだ…‼️

 

私にそんな事を思い起こさせるのだ

 

気乗りがしない旅の様相が大きく変わってきた

 

ここに来て良かった❗️心からそう思うのだ

 

そして

 

帰りの飛行機の離陸間際に…それは突然起こった

 

『 …私はちゃんと愛されていた!

                       …愛の中で育まれていのだ!』

 

いつでも、気づきは突然、巻き起こる

 

そして、魂が振動して喜ぶと、涙がこぼれる

 

流れ落ちる涙を感じながらも思う

 

……その事を改めて知る為の旅だったのだと

 

愛の制限を掛けているのはいつも自分なのだ

 

有意義な旅になった事を感謝🙏✨️しながら

 

気乗りしない旅を心配してくれていた彼にも

メールを送った

 

再会して丁度、半年くらいのこの時期は、

2人で英文テキストのメールやり取りを

楽しんでいたのだけれども

 

Sorry for Japanese と、エクスキューズを入れた上で日本語で認める

 

大きな気づきがあった事を

今すぐ、愛するあの人に伝えたい❗️

 

そんな思いだった

 

いつも私の気持ちの1番近くに

寄り添ってくれるのは彼なのだ…

 

 

♥️ただいま♡

北海道行って良かったの✨


父も母も、妹達も…
最初から愛しか無かった事に
気が付けた…(٭°̧̧̧ω°̧̧̧٭)


🛬私に取って意味のある

旅になりました


東京に戻ってきて
感動して涙が出てきちゃった

 

♠️おかえり❣️

僕も嬉しい✨


幸せであったこと、愛に育まれていたことに

気付かせてくれる旅だったなんて…

 

人生の中でそんな心震わす素敵な出来事って

早々ないから…


君の素敵な家族に乾杯🥂✨️

 

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