Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

73.世界のカードが導くその先

彼との間の現実を

直視しなければ

いけないような出来事

 

お互いの思いだけでは

どうしようも出来ない局面

 

仕事をしながら…

キャリコンの授業を受けながら

 

彼との事ばかりが

気になって…イマイチ全てに

身が入らない…。

 

そんな落ち着かない時間を

過ごしていた

 

夫との事は…

 

第一回の調停があるまでは

特に動きも無く…

 

完全なる

家庭内別居生活が

継続していた

 

その週末は以前から

彼とデートする予定だった

 

だけれども

 

当然…そのような事態があり

 

連絡を取り合う事すら

憚られる状況だったから

 

キャンセルなのだろうと

思っていたら

 

胸騒ぎと一緒に

 

彼からショートメールが

届いたのだ…。

 

…コレは皆さんも

そうかもしれないけれど

 

彼からメールやメッセージが

来る時は

 

何故かハートチャクラ💚が

バクバク鼓動して

教えてくれる事が多いのだ

 

この時もそんな

心臓💚の鼓動が…彼からの

連絡を教えてくれる…

 

ハートチャクラよりも

胸騒ぎように感じる…

 

怖くてなかなか

メールを開けない…

 

でも

 

開かない事には進まないから

思い切ってメールを見る…!

 

決定的なお別れだったら?

 

法的な何か抗争の連絡?

 

色んな不安要素を

心の中で列挙するも…

 

メールの内容は…

 

家庭内が少し落ち着いたから

週末のデートは

 

予定通り逢いたい…という

またもや驚愕の内容だった

 

逢いたいけれども…

 

半年くらいの別離を

覚悟してしていた直後だから

 

どう対処して良いのか

躊躇した…。

 

ソウルメイトの彼女に

相談するも

逢ってこいと言われる

 

もう1人の友達は

タロットに聴いてみれば

…と言う…。

 

帰宅してシャッフルして

大アルカナを一枚引いた

 

The World-世界-のカード…

 

大アルカナの一番良いカードだ

 

また大きな視点では

 

一つの世界の完成…と

新たな旅立ちをも意味するカードになる

 

意を決して彼に逢う事にする…。

 

一体どんな気持ちで

彼は私に逢いたいと言うのだろうか

 

考えてもわからない時は

流れに身を任せよう…。

 

翌日、支度をする

いつもよりも

大人しめのワンピースを纏い

 

待ち合わせの場所に向かう…。

 

彼が予約したホテルの一室だった…。

 

窓際に佇みながら

 

逢いたくて仕方なかった…。

抱かせて欲しい…!!と、彼

 

多分…

この時の2人は

 

お互いを

 

喪ってしまうかもしれない恐怖に

怯えていたのかもしれない…。

 

胸が張り裂けそうな気持ちだった

 

彼の愛撫に身を任せる…。

不安なのは彼も同じだったようだ

 

お互いの身体から伝わる熱だけが

お互いの存在が

 

リアルである事を伝えてくれる

 

そして

 

…彼の発言とは裏腹に…

 

家庭内の状況は、難しい状況の

ようにも感じた

 

さて私は一体どうしたいのか?

 

張り裂けそうな心持ちではあったが

自分の思いを彼に伝えてみる

 

『貴方は今のご家族に対する

 

   しなければいけない事があるから

 

     今のご家族が居る訳だから…

 

                    貴方が好きにすれば良い』…と。

 

思考ベースの言葉では無い

 

勝手に言葉が出ていたのだ…

 

彼は神妙な面持ちをしていたが

何も返答は無かった。

 

別れ際に

駅まで一緒に歩く…

 

いつも別れる駅ではなく…

 

一番近い駅で私は彼と

別れる事にした…。

 

別れ際にお互いを見る…!

 

愛おしさと

どうして良いのかわからない

不安が…2人の瞳に煌めく…

 

きっと、

 

同じ事を思っていたと思う

 

もう二度と逢えなくなったら

どうしよう…!!

耐えられない…と!

 

 

順調満帆に来ていた

2人の歩みに立ち込める

 

雷雨の前の雲のように

 

私の心も新たな不安が

押し寄せるのだった…。

 

『君の事が、好きで堪らない…。

 

          逢いたかった!!』

 

ツインレイ#スピリチュアル

#大人の純愛#霊性開花

#女性性#自分軸

 

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