Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

131.否定していたもの

バレンタインデー❤🍫🎁が近かった…。


私の体調は、外出するとまた熱が出たり、なかなか落ち着かない状況が続いていた。何しろこの寒さが身にこたえる…:( ;´꒳`;): 2月は昔から不得意な季節なのだ💦

 

例年2人のバレンタインデー❤🍫🎁は…美意識高い彼のリクエストでもある、女子力高めの某ブランドのチョコレートを贈る事をここ数年の習わしとしていた…。

 

せっかく贈るのなら美しくて飛びっきり美味しいものを贈りたい私側の思いと、彼のセレクトはいつも事前打ち合わせが無くてもピッタリと噛み合うのだ…。

 

そんな時期ではあったが、今年はどうしても体調が悪くて…人混みのチョコレート🍫売場に行くパワーが湧いて来ない💦(•ᴗ•; )

 

私としては非常に珍しい事である…。

 

今回はバレンタインデーまでにチョコレート🍫を用意する事を諦めよう。彼からお誘いがあった時点で用意すれば良いだろう…。私は早々にそのように結論をつけた。

 

本筋からは逸れるが、再会以降…


デートを企画したり誘うのは彼側に任せてあった。再会後のマイルール🌹✨️を私は基本的に遵守していたのである。

 

男性側が能動的に動くのがツインレイ本来の男性の在り方だとも思うし、女性側の受容性を高めるのにも、この『待つ』と言う姿勢がとても大切なように思うからだ…。

 

ただし…こんな事に今、興味があるの✨️❗️こないだ頂いた○○料理🍽✨️美味しかった❗️今、あの美術展やっているのね…❗️等などの情報提供は普段の会話の中でしていた

 

企画したり、誘うのが♠️男性側…それを待つのが♥️女性側…そのようなルール設定なのだ。私の場合、参考までに…。笑

 

もとい

 

彼は3月納期の仕事の追込みが始まりつつあるようで割と、かなり忙しそうだ💦…。

 

それまで私はゆったりと過ごそう…。双子の妹と逢ったりノンビリと植物園に行ったり癒しの時間が私を労る…。

 

そんな最中、彼から連絡があったのは丁度、バレンタインの翌日だった…。毎年バレンタイン❤🍫🎁には私の方から彼に連絡をしていたのだが…今年は何故か、そんな気分でもなく放置しておいたのだ。

 

例年よりも1週間ほど遅れて逢うことになった

 

♠️どう?少しは体調は良くなってきた?

ちゃんとリフレッシュ出来ている?👀

 

そんな会話からはじまる…。この時の私はまだ突然の退職を自分で受け止め切れなくて、何となくテンションが上がりきらない⤵︎ ⤵︎〜𐭜 ᜊ°ཫ° )ᜊ

 

でも…どんな時もそっと寄り添ってくれる彼の優しさが私の凝り固まった心を溶かしてしてくれるのだ…🥲

 

彼と過ごす時間はいつも完璧✨️だ…。2人で居るとまるで完全な球体になったように錯覚してしまう事がある…。

 

私が最も無防備になる、そんな時間なのかもしれない…。

 

今思えば、そんな寛いだ時間だからこそだったのかもしれない…。普通に考えれば有り得ないような奇跡的な出来事がこの時、私に起こった…❗️

( ꒪꒫꒪)

 

2人の関係で不思議な出来事は今までにも山ほどあったけれども…2人で一緒に居る時に遭遇したのははじめてで(•ᴗ•; ) ダントツの不思議事象とも言えるかもしれない…。

 

しばし2人で目を合わせ呆然としてしまう…。

ぇぇえええええ?????何これ?༼😳༽

 

詳細は控えさせて貰うのだけれども…

 

それは彼を起点として私側に起こった事象で…だけれども一般的には絶対有り得ない事象だった…。

 

私の頭の中がクエスチョンマーク????????????で一杯になる…。ᵌ̥̥̥̥͙͈(๑꒪⌓꒪๑)ᵌ̥̥̥̥͙͈

 

その後、彼と冗談めかしながら『イヤマジ驚いたね?…』なんて軽口をたたきながら別れたのだがその実、私は大きな混乱状態に陥ってしまったのだ😵‍💫

 

『この事象は私に何を一体告げているのだろう…。』と…。

 

更に追い討ちをかける事態もあった。

 

1つは彼からのお礼メールの文面にある単語だった…❗️その言葉に私は再びモヤッとしてしまったのだ😵‍💫

 

もう一つは帰宅してからつけたTVのAmazonプライムのメニュー画面からのとある番組?のタイトルが彼の書いてきたコトバと同じで、私は愕然としてしまうのだった…😵‍💫

 

彼本人はもちろん悪気何てある筈もない。…と言う事は私の内側の問題であると言う事になる。

 

感情を押さえて極力冷静に考えみる…。

 

有り得ない事象、彼の言葉…TVの画面、それらにどうして自分はこんなにもモヤモヤしてしまうのか…( ˘•ω•˘ ).。oஇ

 

私は彼からのメールを放置し、しばし1人でモヤモヤする事を決めたのだった

 

数日経過した頃だったろうか…。モヤモヤはまだ継続していた。😑💭その日は手続きで区役所に外出する必要があった私は出掛ける支度をしていたのだ…。

 

その時メイク🪞💄 ✨をしていた私に直感が降りてきたのだ

 

『そのモヤモヤごと、彼にぶつけて見たら?』

 

今までだったら、そんな事は出来なかった…。まさか自分のモヤモヤを彼に共有するなんて…。だけれども今回は彼もその不思議現象の当事者でもあるのだし、いいのかもしれない…‪💡‬✨️

 

即座にそのように思った私は、少し考えて彼にメールを送ったのだ…。

 

『お仕事お疲れ様、都合の良い時に電話くれないかしら…?』

 

程なくして彼から返事が来て、ミーティングが終わる午後に電話が来る事になった。


…早く彼にこのモヤモヤを共有したい…。

 

そんな思いを抱えながらも予定していた用事を済ませて待機するも、指定の時間に電話はかかってこない。

 

会議が長引いているようだった。後ほど30分ほど遅れる旨の連絡が入り、ようやく彼と話せる事になったのだけれども…。

 

伸びた会議の影響で、次の会議が迫っており5分ほどしか時間が無いと言う…(•ᴗ•; )


手短に彼に説明をする。

 

私は、先日の事象がどう受け止めて良いのか分からずあの日からパニック状態である事…。その後貰った貴方のメール内容にまたモヤッっとしてしまい返事出来なかった事…。

 

そして、彼に話す中でおぼろげではあるが…私のモヤりポイントの輪郭が掴めてきたのだ。

 

今回の1連の出来事から思い起こされるキーワードは『母性』である…。

 

私は子供の頃から…母親に成りたいとは思った事が1度も無くて、そんな自分は少しおかしいのかもしれない…と思って育った。

 

母親に自分は愛されていない。母は妹達の方が可愛いのだ❗️…と言うトラウマから巻き起こった感情なのかもしれない。

 

結婚も2回したけれども子供が欲しいと心から思った事は1度も無いし…母親になりたくない自分には母性は欠如しているのだ…と、罪悪感すら感じていた。

 

では、母親の対極にある存在とは一体何なのだろう?

 

『女性』で居続ける事…。私はそのように思っていた。だからこそ母親だったら絶対に出来ないような事を意識的にしてきたのかもしれない。

 

思い返せば、私の成人してからの半生は全力で自分の中の母性を否定する物だったようにも思うのだ。そうする事で母親になりたくない自分を肯定していたのかも知れないし、密かに実の母親に復讐していたのかも知れない…😨

 

…でも、もうそんな事はしなくても良いのだろう…。

 

私には母性があって、それすら含めて私自身なのだから…。母性と女性は同時に成立出来るのだから、どちらか1つを否定したり、選ばければいけない…と言うものでは無いのだ。

 

そして、私を愛さない母親だと思っていたけれども、決してそんな事は無くて…彼女なりに私に愛を示してくれたのだと、今は思う。

もう、母親を憎まなくても良いのだろう…。

 

あぁ…❗️きっとそうなんだ‼️

 

自分の中の分離をまたひとつ見つけた瞬間だったようにも思う…。

 

彼に話しながら…私は涙が溢れてしまい…後でまた連絡するから…と、慌ただしく仕事に戻った彼との電話が終わった後も…涙に暮れながら歩いて帰宅する事にしたのだった…。

 

自分で出した答えを心の中で何度も何度も反芻する…✨️涙が溢れてくる…。 

 

私の中の長年否定されていた母性が、やっと認められて、喜んでいるのかもしれない…。そして『赦す事…』母と同時に私もが赦された瞬間だった。

 

彼は私に色んな気づきを齎してくれる…。

 

そんな茫然自失とした中でも、私は買い残しのアイテムを入手する為にAEONに立ち寄ったのだ…。涙にくれていてもやるべき事はやる
がモットーだw( •̥∽•̥` ) 笑

 

必要な4品をカゴ入れ、セルフレジの合計数字に目が釘付けになった‼️

 

合計金額が¥1111だったのだ…。∑(๑ºдº๑)!!

 

思いがけず宇宙🪐✨️さんと答え合わせが出来てしまった…。

 

これまでずっと否定していた私の母性を、私はちゃんと認めてあげよう…(。•́ωก̀。)…グス

まだ少し混乱している中で思った…。

 

こんな風に否定していた自分を認める事で、私はさらに在るがままに成るのだった✨️

 

彼からは日がとっぷり昏れる頃、律儀に電話が入った…。なんか最近の彼は更に頼もしく見える…。そして私が欲しい言葉をくれるのだった。

 

 

♠️僕がついているから、そんなに

        不安にならないで…。

                 僕が君を守るから大丈夫‼️

 

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