Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

17. 貴方の海になりたい

そんな風に彼とは自然に

距離を詰めて

急速に

親しくなっていったように思う

 

絵や音楽や…

普段はあまり

言葉にする事が出来ない

 

繊細な感性を

ほとんどピッタリと共有する事が

できる相手…

 

同じような

『美』を追求する相手…

 

ずっと誰かと共有したかった感覚を

分かち合える喜びに…

 

自然な流れで…お互いをもっと良く

知りたい…

 

そんな風に思うようになった

 

どうしようもなく惹かれる相手

 

だけれども

 

愛されるのが怖い相手でもある

 

私は

 

アンビバレントな感情を

 

持っていた

 

それでも…自然な流れで

 

彼に抱かれることになった

 

戸惑う気持ちが無かった訳ではない

 

…むしろこの領域を

 

彼と共有してしまって

 

良いのか…どうか逡巡した

 

この人を愛したら

 

その先にある

 

大きな痛みや困難を…自分は

 

対処していけるのか…

 

漠然とそんな風にも思った

 

夫やギラ男とも違う…

 

だけれど壮大で尊い

 

何かの片鱗を

 

感じさせてくれる人…

 

こわかった

 

けれど…

 

考えても分からない時は

 

流れに身を任せてみよう

 

 

 

彼は普段してくるような

 

情熱的なKissとは異なり…

 

丁寧に繊細に

 

私に触れてくる

 

でも的確に

女の身体のポイントを押さえてくる

 

この人……上手!?

 

彼に愛されながらも

 

どこか冷静につとめようとする

 

自分もいたけれど…

 

それも時間の問題だった

 

彼が挿入ってきて

 

その動きに身を委ねていたら

 

…私は、程なくイッてしまった…!!

 

ビックリ!!!

 

普段の私は

 

sexではなかなか

 

到達出来ないタイプで

 

時間を要する場合もあったし

 

それを密かな 

 

コンプレックスのように

感じていたから…

 

なのに

 

なのに

 

はじめての情交で、こんなに

感じ入ってしまうなんて…!!!

 

ビックリと同時に

 

なんか悔しいような不思議な

 

感覚もあった。

 

そしてこう確信した。

 

『この人にはきっと私はかなわない』

 

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