Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

7.嵐のように突然、唇を…

はじめての2人での会食…

 

今回は私のリクエストで日本酒の

お店を彼は予約してくれていたのだけれど。

 

向かい合っていると

何か緊張してしまう…。

 

何故だか、絶対的に彼に愛されている確信が

あるのに…。

 

そんな風情は奥歯にも出さない彼と

向かい合って…。何を話そう…。困った。

 

一般的な社交トークに徹して…

本当にこの人は楽しんでいるのだろうか

徐々にそんな思いが強くなった。

 

私は優雅な微笑みをたたえたまま…

表情を一切、変えない彼に

ジレンマを感じていた。

 

そんな思いを抱えたまま時間は流れ

 

……あの確信的な感覚すら

私の勘違いなのか…

 

と思いそうにもなり

 

お店を出る事になった。

 

帰宅する為に

 

駅に向かおう…としたら

 

彼が、もう一軒、行きたい…と言う。

 

正直、寒いし

 

楽しんでくれているのかどうかも

わからない人と飲むよりも

 

帰りたかったのだけれど

 

一杯だけ🥃…お付き合いする事にした

 

…一軒目のお店で

 

日本酒も結構2人で飲んでいたし

 

何を話したのか記憶が朧げなのだけど

 

カウンターでお酒を飲みながら

私がチョコレート🍫を頬張った瞬間

 

隣に座る彼から…

突然、名前を呼ばれて振り向いた瞬間

 

深く唇を奪われた

 

チョコレートが口の中にあるのに💦

 

構わずに深く…深く

 

絶対に私が逃げられないような

情熱的なKissをしてくるから…

 

気が付いたら私からもKissを

彼に返していた

 

大人の男の本気のKissって…

きっと、こんなんなのだろう…。 

 

それと

 

こんなドラマチックで

ロマンチックな展開こそを、私は

待っていたのだと……!!

 

ぼんやりと思った。

 

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#ツインレイ
#スピリチュアル