Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

36.貴方が愛おしい

仕事は順調だった…

 

覚える事もそれなりには

あったけれど

 

やり甲斐をも感じつつあった

 

IPOを目指すようは会社は

やはり活力がある

 

そんな環境に身を置く事が

 

ワクワクするような

楽しさを

 

私に感じさせてくれる

 

師走のその日は

 

夕方から

 

某古本屋町の会場で、

会社の取引先を招待しての

イベントがある日だった

 

夕方からの開催だから…

 

外出する前に

ふと思いついて

 

彼に連絡を取ってみた

 

『…これから仕事で貴方のオフィスのある

                        某古本屋町の会場へ行くのよ』

 

すぐに既読がついた

 

『え?そーなの?今日は丁度

        オフィスで仕事してたから、

           終わったら連絡して?食事でもどう?』

 

あれれれ…

 

予想打にしない展開…

 

仕事が終わるのが

楽しみになった

 

仕事が無事に終わって…

連絡をして

 

待ち合わせの場所で彼と合流する

 

スパークリング🥂 ✨️で乾杯して

 

仕事の話を中心に…

報告をし合う…

 

やっぱりこの人と話すと

楽しい!!

 

向かいに座る彼を観ていたら…

 

突如

 

急に私の中の

彼に対する、愛おしさが

 

ダムが決壊するように

溢れてきた

 

溢れて

 

溢れて

 

零れそうになった…

 

あぁ…!

 

こんな仕事の話では無く

 

この人の唇を今すぐに

奪いたい

 

そんな自分の熱を感じて…

 

どうしようかと

悩んだ挙句

 

化粧室へ席を立つタイミングで

 

すれ違いざまの彼の頬に

 

腰を屈めて

 

チュッと…Kissをして

通り過ぎた

 

さて彼はどう出てくるか…

 

席に戻り、お店を出た瞬間…

 

彼に

 

駅とは反対側の壁に

導かれた

 

そして

 

壁に背を押し付ける時間すら…

 

もどかしく感じられるほどのスピードで

 

深く深く 

 

口付けられた…

 

もう絶対に逃がさない!!

 

 

そんな強い意志を感じる

深い深いKissだった

 

 

…彼のKissの熱に浮かされながら

 

 

私は何とも言えない

至福を感じていた…

 

こんなドラマティックで

ロマンティックな展開を

私はいつも

 

心の何処かで

心待ちににしているのだ…

 

奇しくもその日は

 

去年の彼との出逢いの

 

1年後の同日だった

 

 

『僕もね…向かいに座る君を見ながら

             Kissしたくてしたくて

                                仕方がなかったんだ』

 

 

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