Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

111.Ultra romantic & dramatic

入社日が決まった。

 

この会社🐕♥️には

やはり何か縁があるようだ

 

社長が彼の苗字(=私の旧姓)

だったり…入社後に判明した

社員№が2222だったり…笑


そんな、梅雨入り前の季節だった

かもしれない…


彼には入社前までに

割と頻繁に逢えていたように思う


自宅でのおもてなし🍽✨についても

漠然とまた彼を呼びたい…と

思っていた…♡ 

 

そしたらそんな機会が

不思議とまた訪れたのだ🍀✨️

 

私は和食器が特に

好きなのだけれども…

 

美しい器に出逢うと
その場所から動けなくなる!

 

着物も帯も人も…

一目惚れが大切なのだ♥️

私の場合は特に❣️笑


その日も洗練された美しい有田焼の

角皿を見つけてそこから動けなくなった

 

そんな時、この器には

どんなお料理を盛り付けようと

考えるだけでウキウキと楽しくなるのだ

o(*゚▽゚)o~ウキウキ♪♬

 

この器の地色には

どんな色彩が映えるのだろう✨️

木の芽の翠が映えるかしら…そんな風に…

 

そしてお料理が決まると、思いは

必ず愛する人に向かうのだ

 

彼に新しい器を披露して

お料理を目で楽しんで

舌で味わって欲しい…

そんな風に思うのだ


そんな流れで2回目の訪問も

ある日突然決まった…( ˙꒳˙ )マヂカヨ

 

まさかこんなに

すぐに実現するとは

夢にも思わなかったけれども

 

入社したら…こんな機会が次は

何時訪れるのかわからないから…

 

私はつかの間の自由を満喫するべく

彼の訪問のメニュー🍽✨️策定に

取り掛かるのだった

 

当然、お料理の仕込みにも気合が入る!!

 

そして、色とりどりの野菜を使った

前菜を用意しながら思う

🍅🍆🥑🥦🥒🌶🌽🥕🥔🍠

 

愛する男性の為に

手料理を作れる事はなんて幸せで

心が満たされる豊かな時間なのだろう…と


器を選び、メニューを考え

愛する人に思いを馳せる…✨️


彼は私に沢山の感情を

体験させてくれるのだ


そんな万端の準備で迎えた当日は

生憎のお天気だった…!

 

嵐🌀⛈🌪と言っても

差し支えない程の悪天候だ( ̄▽ ̄;)


本当に彼は来るのだろうか…

 

ふと、昔、二人で過ごしている時間に

『雨の日は二人で安全なお部屋で

のんびり過ごしていたいわね』

 

そんな風に話していた事を思い出す…

 

あれ?コレって…?

そーゆー事なのかもしれない( ˊᵕˋ ;)


自分の思念はいつか必ず現実化する

 

そこに、タイムラグがあるから

気づかないだけ…なのかもしれない


もとい


我が家は駅から近いは近いが

嵐の影響を目の当たりにする

立地に聳え建ち…

 

中でも嵐の中の橋を渡らなければならず

思わず彼に連絡をしてみる…💦

 

外は暴風雨と言っても差し支えがない

様相を呈していたからだ…( ˊᵕˋ ;)

 

『Darling♡ Where are you?

        雨風すごいからくれぐれも気をつけて…』

 

程なくして彼から返事が届く…

 

『外、すごい嵐だね😵‍💫💦

                  少しだけ遅れるかも』

 

と、書いてある。ちゃんと彼は来てくれる!


…なんか、すごくドキドキする💓

 

雨にも負けず、風にも負けず、

嵐にも負けず、逢いに来てくれる


なんてドラマティックなのだろう…笑


あれ?これも私が望んでいる

シナリオなのだろうか??( '꒳' )?


二人のストーリィは、いつも特別に

ドラマティックでロマンティックだ

 

そして私はいつでも

こんな展開を心待ちにしているのだ!!


本当に人生には

自分が予め決めて来たシナリオが

あるようにも思う


程なくして

肩先を雨の雫で濡らした彼が現れる…

 

愛おしさが込み上げてくる…♡ 

 


万葉集の時代の…🍃

 

愛する人の訪れを御簾の中で待つ女性も

こんな心境だったのでは無いだろうか…

 

 

出逢った頃、彼に教えた

万葉集の和歌を思い出す


『今さらに何をか想はむうちなびき  

 

                         心は君に寄りにしものを』

 


訳:今さら もう迷わない 

    (貴方に)寄り添うと決めたから 

       私の心は 貴方のもの

 


彼は私に

色んな感情を体験させてくれる…

 

 

 

 

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