Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

122. 貴女も大切なんだ

 

平日は慌ただしい仕事に注力しながら…通勤時間とお昼休憩はblogの記事を書く…

 

土日は自分メンテやキャリコン関係の仲間との予定等など…何らか外出するようにしていた

 

夫とずっと自宅に居るのは…色んな経験や新しい気づきを何も得る事もないまま、ただ時間だけが過ぎていくような、勿体ない気がしていた

 

そんな理由で…割と日々、忙しさを極めていたのかもしれない

 

だから週末は夫1人で家に居る事も多かった

 

私の好きにさせてくれた事に感謝している…

 

夫なりに私の体調面を心配してくれたり…この人なりに精一杯配慮はしているのだろう

 

それでも…この数年で私はテレビから流れてくる音、情報、映像…全てが受付られなくなってしまったから…

 

自宅滞在中はずっと、ただテレビを観ている事を好む夫とは、その部分でも大きく相容れないのだ…

 

テレビは余計な情報を否応なしに一方的にインプットされるようで我慢がならないから

 

不必要な情報は、私にとって騒音でしか無いのかもしれない…

 

それに、テレビは悲しかったり辛かったり、不安を煽るような情報に満ち溢れていると感じるからだ…

 

世の中はもっと心温まるような素敵な出来事だって、あると思うのに…

 

だから、どうしても自宅に居なくてはいけない時間帯…調理時間🍳などは、イヤホンᖰ ᖳで自分の好きな音楽を聴く事にしていた

 

夫と出逢った時から…こないだの取り下げた離婚調停を経て…2人は随分遠い所まで来てしまったように思う

 

同じ家に暮らしていながらにして2人はまるで違う次元に居るような感じなのだ…

 

3次元と5次元?の差なのだろうか?笑

 

…本当は夫もわかっているのだと感じていて…

 

私の心の中に自分とは誰か違う男性が居るのでは?理想の男が居るのでは無いか?

 

そのように聴かれた事があるのだ…

 

実は理想そのものに近い…お互いを高めあえる熱烈に愛する人が居るとはさすがにその時は言えなかったが…

 

そのように言いたい自分が居る事も否定は出きない

 

それでも夫には感謝をしている…でもツインの彼を愛する事とはまた別に思っていて…その事に対する罪悪感を私は何も持っていないのだ…

 

愛は心から勝手に溢れるものなのだから…

愛を否定する事は…自分自身を否定する事に近い

 

かつては夫も、そのような私からの溢れる愛の対象であったのは間違い無い…でもその夫に対する愛は…時間の経過と共に枯渇しつつあるのかもしれない…

 

夫は私からの与えられる無償の愛に胡座をかいてしまっまのかもそれない…

 

きっと良いとか悪いとかでは無く、ただ今の私は夫と波長が合わない

 

結局、それだけのように思うのだ

 

そして夫はその事を認める事を拒否しているのだろう…


…とは言っても、また別の側面から観ると

 

自分の隣りに居る人が誰であろうと自分がする事に変わりないとも思っていて…

 

もちろんツインの彼が隣りに居たらそれは嬉しいし生活にも張りがあるのは間違いないけれども…

 

そもそも彼が隣りに居なければ、在るべき私で居られない…と言うのも違うように思っていて…

 

夫だろうが、彼だろうが…自分がするべき事は変わらないのだ…と、思っている🍀✨️

 

そんな思いを廻らす日々を過ごしながら

 

…久しぶりにゆっくりと逢う彼の為に身支度を整える…

 

何を着て行こう❣️…どの口紅💄を塗ろう❣️


彼との逢瀬は私に色んな感情を味わせてくれるのだ…

 

こうやって逢うのは実に久しぶりの事だ…

 

彼の感染🦠前に逢った時以来だし…夏以来かしら?

 

それと、再会してからこれだけ長い期間、逢わなかったのははじめてかもしれない…

 

季節は夏から薄手のコート🧥が必要な時期に移っていた…

 

逢って何て言おう❣️何を話そう❣️

 

私の心はさらに華やぐのだった…

色んな答え合わせも出来るのかもしれない♡

 

私は颯爽と待ち合わせ場所に向かうのだった

 


♥️『私があの時の貴方に出来る事って…

             時間をあげるしか無いと思ったの。

 

        だからその瞬間から貴方の事、

            放置したわ。私の愛、貴方に伝わった?』

 

♠️『もちろんわかったよ…。これは絶対に

                良い仕事にしなきゃいけない❗️

                      って、逆に気合い入ったしね…。

 

                           でも、君に逢いたかった‼️

 

                               僕には貴女も大切なんだ…』

 

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