Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

97.The sun never sets

父が亡くなった…

 

年末の緊急搬送の時から

この時が来ることを私は

知ってはいたのだけれども

 

やはり…最愛の父との別れは

心にグッとくるものがある

 

人生ではじめて慟哭する

 

彼との別れも近い感覚だったか…

 

私は小さい頃から

本当にパパっ子で…

封建的な部分はあった父だけれども

 

豪放磊落、天衣無縫

茶目っ気たっぷりの父が

大好きだった

 

また私は父の

 

繊細さと内に秘めた情熱や

感性、美意識、価値観…

全てを受け継いできた娘だと思うから

 

似た部分があっただけに

父も私の事が

心配だったのかもしれない

 

そして

多くの男性がそうであるように

 

父は保守的で

 

私はチャレンジャーだった…

 

また、不思議な事なのだが

 

離婚騒動ですっかり

距離が出来てしまった

実家の家族のメンバーと

 

父の緊急搬送がきっかけで

再び親交を深めていけたのだ

 

父の容態悪化は

心が痛む出来事ではあったものの

 

それだけでは判断出来ない

ポジティブな側面も

確実にあったのだ

 

物事には

善悪だけでは判断出来ない

多面的な部分があるものだろう

 

そして人生はもちろん…

楽しい事ばかりではないけれど

 

やはり予め決められた

シナリオがあって

例え軌道修正が起こったとしても

 

…基本はその通りに

進んでいるようにも思うのだ

 

私は間違いなく

 

この父を選んで産まれてきた

…と、思うし

 

彼に出逢う前段として

この環境で育つ事か

必要だったように思うのだ

 

父と彼は何処か…

通じるところがあるのだ

 

もとい

 

最愛の父の葬儀を

母と妹達との通称『四姉妹』で

話し合う…

 

明るくて陽気で華やかで

家族の太陽のだった父…

 

父に照らされていたから

家族の絆は育まれて来たし…

 

私達は愛情というものが

どのようなものなのかが

わかるのかもしれない🌹✨️

 

涙に暮れる日々ではあったが

 

父らしくカッコよく

明るく送り出してあげたい

 

そのような話になった

 

なら…父と同じエアライン✈️に

CAとして搭乗していた下の妹に

機内アナウンスのような…

スピーチをさせてはどうか…と。

 

私は考え

 

葬儀の出棺の時に…

 

飛行機の離陸🛫時の音楽にのせて

妹がスピーチする事になった

 

Another Sky🌈✨️

 

身体は無くなってしまったれど

 

私達の心の中で永遠に生き続ける

父の新たな門出に…

 

搭乗スピーチは相応しい気がした

 

 

ご搭乗の皆様…本日は

 

◯N◯、単独運行便をご利用いただき

誠に有難うございます…

 

…我々残ったクルーは

父の残した眩い軌跡を胸に焼き付け

そのエトスを引き継ぎ…

 

チーフパーサーを助けながら

ブレる事無く、真っ直ぐに

歩んでいきたいと…

 

書きながらも…涙で

文字が見えなくなる…

 

それでもやることはやる!

 

父の新しい旅立ちの為の

スピーチを原稿に纏める…

 

そして

 

スピリチュアルでは良く

断捨離をして…

新しい物を入れるための

 

スペースを空けておく事が必要だ…と

言うけれど…

 

年末の緊急搬送の時から

父のスペースに

 

彼が入るような…そんな気がした

 

夫と父はバランスしないのだ⚖️

 

父のポジションを埋めれる存在は

彼以外には居ない✨️

 

いつのまに

それほどの大きな存在になっていた…

 

私の魂の相棒…✨️

 

#ツインレイ#スピリチュアル

#大人の純愛#霊性開花

#女性性#自分軸

 

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