Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

66.意思表示

帰京してから…

 

夫とは

言葉を交わすことはおろか

顔を合わすことも嫌だった

 

言葉が

出てこないのだ…!!

 

だから

 

無理に話す必要は無いと思い

 

家庭内でも

無言を貫き通した…

 

仕事だけに注力する日々だった

 

とは言っても

理解度の低い夫の事だから

 

度々、何故話さないのか?

と問われるのも苦痛だったから

 

ノートに今の自分の気持ちを

したためる事にした

 

今までは2人の生活を

より有意義な物にしたいと

日々思っていたけれども

 

今はどうしてもそのように

思えなくなってしまった事…

 

2人の未来の展望に

何も希望が持てない心境な事…

 

その先の人生の事も含めて

ひとりでじっくり

考えたいから

 

そっとして置いて欲しい事…

 

一気に書いて

ダイニングテーブルに

置いておく事にした…

 

私的には

懇切わかりやすくシンプルに

自分の気持ちを書いたつもりだが…

 

夫は全く私の気持ちが

わからないようだった…

 

私は自分を傷つける人と

一緒に居たくないだけなのだ

 

帰京してから

1週間が経過した頃、

ようやく夫が謝ってきた

 

遅すぎる

 

でも、もうどうでも良い

 

『好き』の反対は『嫌い』

ではなく

『無関心』なのだ…

 

まさにそんな気持ちだった…。

 

自分を尊ぶ私の気持ちが

夫を受け入れる事を

 

どうしても拒否するのだ

 

何日かノートでの

やり取りをする…

 

夫の言っている事は

小学生並みだった

 

ごめんなさい…と謝りさえすれば

許されると、思っているのだ

 

…謝って、許されるのだろうか?

 

私は

夫に対する愛を喪ったのた

 

ある意味、死んだ私の心が

それで生き返るのだろうか…?

 

とてもそうは思えない…。

 

この人はどうも

 

自分がした事の

重大さを分かっていないようだ

 

別居を視野に考えている…と

 

出来たら年明けにでも

荷物をまとめて

出ていって欲しいと

 

ノートに綴る…。

 

この物件はもともと

前の夫と一緒に

買った部屋だからだ

 

名義も私が全てだったとこらから

夫に分与した経緯もある

 

ところが

 

夫は急に態度を変えてきた

 

謝っていたのやはり

上辺だけの事なのだろう…

 

いきなりそんな事を言われても

困る!…と言ってきた。

 

どうもこの人とは

全く会話が噛み合わない…。

 

暫し思案して

区役所で離婚届を

取り寄せて、記入する事にした

 

離婚の意思表示をするために

何か出来る事は無いかと

思案していた時…

 

友人のアイディアもあり…

自分が一定期間、

出ていく事を提案されたのだ

 

なるほど!

それも良いかもしれない

 

又、ちょうど

新型コロナウィルス関連で

旅行業が大打撃の

タイミングだったから

 

都内のビジネスホテルが

1ヶ月滞在しても

破格な価格設定出会った事も

決断を早めた…

 

私のEXODUSが決まった❣️

 

#ツインレイ#スピリチュアル

#大人の純愛#霊性開花

#女性性#自分軸

 

f:id:fujikominetic:20220917121327j:image