Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

37.ボヘミアン・ラプソディ

この時期の私は…

 

過去のやり方をまだ完全に

 

捨て去る事は

 

…出来ていなかったように思う

 

彼への愛を自覚しながらも

 

並行して…

 

定例会議で東京に来る

 

ギラ男とも逢っていたから…

 

むしろ

 

ギラ男の存在は

私にとっての

抑止力だったのかもしれない

 

彼を愛し過ぎない為の抑止力

 

あるいは

 

彼を喪う悲しみを乗り越える為の

かわりの存在

 

いずれにせよ…

 

彼を喪う事を恐怖を

 

常に感じていた自分に

ギラ男は

 

必要な存在だったのかも

しれない…

 

年の暮れだった…

 

彼とはあの後…年内にもう一度

逢っていた…

 

距離はつめながらも

 

私はまだ完全に心を許しては

いなかったと思う…

 

でも

 

逢えるとやはり楽しくて

誘われると

 

心が躍った…

 

でも

 

彼は私を傷つける存在だ

 

愛は脅威だし

 

彼はその脅威を

 

私にぶつけてくる存在だ

 

好きだけれど…その気持ちを

100%認めてしまうのは

 

未知の領域ゆえに

怖かった…

 

そんな年末

 

前から観に行きたいと思っていた

 

映画ボヘミアンラブソディを

夫と観に行ってきた

 

映画が流行る前から

 

この曲が大好きで

 

美しい前奏…切ないメロディ

 

急展開なロックパート

オペラの要素も入り

 

まるで

 

交響曲を聴いているような

多面的な美しさに

 

私は魅せられていた

 

もとい

 

映画はやはり素晴らしくて

夫と感想を話し合いながら

 

私は

 

この映画を観た感動を…

 

絶対に彼と分かち合いたい

 

…そう

思っていた…

 

 

繊細な感覚を

 

自分と同じように

感じてくれる彼と

 

この感動を

分かち合いたい…!!

 

そんな気持ちだった

 

すぐに彼に

 

映画の素晴らしさと…年明けの

デートを誘うと

 

『楽しみ過ぎる!!』と…

 

快諾の返答が来て

 

年明け早々のデートの予定が…

 

私の心を…照らした

 

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