Under the Roses

-薔薇の下での誓約の元に-

13.愛している

彼との事は…

 

あのKissの事は…しばらくお互いに

触れる事は無かった

 

先輩のお客様でもあるし…

 

会社は辞める事になってはいたけれど

 

彼の経営者としての公人的な部分と

倫理的社会的な部分もあった

 

ギラ男と彼の決定的な違いは

 

その想いの深さ…

 

2人とも私に想いを寄せてくれては

いるけれど…

 

彼の想いが深すぎて…

徐々に私は

 

『この人に愛されたら

   今までの自分では無くなってしまう

            のではないか…。』

 

と、恐怖を感じるようになった

 

せっかく構築してきた自分、

 

強くなった(つもりの)自分、

 

自律的に判断して、行動する自分、

 

この人が居なくなったら

 

何も出来ない自分に戻って

しまうのではないか…という不安

 

あと漠然とした

 

この人と恋愛をしたら…何かとてつもない

大きな変容が自分に起こるだろう…という

 

未知なる経験への恐怖…

 

また、私の持っている恋愛観…。

 

恋愛はいつしか終わりが

来るものだから…。

 

この人とは終わる事なく

親しくしていたいから…

 

敢えて恋愛にしなくても

いいのではないか…等など。

 

そんな色んな思いが

綯い交ぜになっていて…どうすれば

 

良いのかわからずに…悩んでいた。

 

そんな中… 

 

有給消化中の私に

彼から頻繁に連絡が来るようになる

 

彼『気分転換に出てこない?

       夕方からはフリーだから♡』

 

私『体調不良で寝ていたし

          これから急に友達とlunchだし

           ぶーちゃん顔だから遠慮する』

 

彼『ぶーちゃんな君も可愛いよ♡

                lunch終わったら連絡して』

 

私『…………』

 

なんかこの人と話していると

 

調子が狂ってしまう

 

どうしてそんなキザなセリフが

気軽に言えるのか…

 

相当遊び慣れている人なのか…

 

それでいて軽々しい感じはないし

 

本当に人妻狙いの

ヤバい人なのかもしれないし

 

どうしよう…。

 

モヤモヤモヤモヤ…。

 

考えてもわからない時は

 

感じるままに

行動してみよう

 

私は

 

彼からの誘いに応じる事にした

 

支度をして…予定通りの

lunchを友達としながらも…

 

ワクワクしている自分の高揚感を

感じていた

 

2人で逢うのはあの日以来…

なんかドキドキする…。

 

待ち合わせ場所のお店に向かう

 

彼は丁度、大きなアカウントが

取れた日なのらしく

 

高揚感に溢れていた

 

『おめでとう!すごい大きな契約なのね』

 

そんな世間話からはじめる…。

 

スパークリング🥂✨️で乾杯して

何杯目かの赤ワイン🍷を飲む

 

どのタイミングかは

 

忘れてしまったけれど…

 

彼が私の頭を抱き寄せてきた

そして耳元でささやいた

 

『愛している』

 

彼のアプローチは

いきなり

 

抱きたい  

  ↓

突然の深いKiss

  ↓

愛している←イマココ

 

 

嬉しいような…でも

 

この人本当にヤバめの人なのでは

 

そんな思いも強くなった

 

どうやら私は…

 

とんでもない人に

愛されてしまったようだ

 

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